取材趣旨:企業インタビュー
株式会社ビクセンは、1949年に光学機器の卸販売業者として創業した。光学製品の専⾨知識を蓄積した同社は1966年から、遂に天体望遠鏡の製造を始めた。そこから約半世紀の時を経て、同社は押しも押されぬ光学機器専⾨メーカーとしての地位を確固たるものにした。そして、光学機器専⾨メーカーとしての同社を、更に先のステージへと進化させようとしているのが、今回取材した新妻社⻑だ。製造業として確固たる地位を築いた同社を、今後より成⻑させていくため、マーケットそのものの拡⼤を図る新妻社⻑に、現状から同社を更に進化させるための⾰新的な取り組みと、未来の理想像について、お話を伺った。
-
-
株式会社ビクセン
代表取締役社長新妻 和重
ビクセンは、創業71年を迎える光学機器メーカーとして、これまで天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、ルーペなどの製品をご提案し続けて参りました。
ビクセンは、「自然科学応援企業」であることをミッション(使命)とし、社員全員が常に意識しています。星空、野鳥、木々や草花、また微生物など、光学機器の先にある自然の姿を見つめることは、自然科学を学ぶことの第一歩です。この第一歩をお手伝いする企業でありたいと願っています。
我々はミッションを全うするために、「多くの方が星空を楽しみたくなる」時代や文化を作り出すことを目指しています。都市で生活する方が多い現代においては、自然に触れる機会が減り、また自然を楽しみ、自然から学ぶ機会が減っています。我々は、自然の中でも最もスケールが大きい“宇宙”こそ、自然科学の原点であり、ミッション遂行の鍵であると考えます。
ビクセンでは現在、「星を見せる会社」になるというビジョンを掲げ、これを行動の指針としています。製品の開発や製造にとどまらず、企画、販売など、全ての企業活動において、「星空を楽しむには」「宙(ソラ)を見上げたくなるには」、という観点からスタートします。 「星空観望会」のお手伝いや、ライフスタイルとして、「宙ガール」、「宙キャンプ」などを提唱し、今以上に星空を多くの方に楽しんで頂ける社会を実現していきたいと思います。
株式会社ビクセンは、自然を「科学する」大勢の皆様と共に、地球の未来のお役に立てる企業を目指します。
目次
伝統の継承と、未来への挑戦を可能にする革新企業の本質
⼀⼈ひとりが⾃⽴している社⾵
ビクセンで働く社員に共通しているのは、⼀⼈ひとりの社員が⾃⽴して、⾃らの使命を全うしようとする姿勢だ。⾃然科学を応援するという、単なるメーカーを超えたミッションを掲げている同社にとっては、受け⾝でなく、社員⼀⼈ひとりが主体的に⾃らのミッションに向かって進んでいけるのは必要不可⽋。これを実現するために、新妻社⻑⾃らが、そんな姿勢を持つ⼈材を採⽤し育てている。志望者が「⾃⽴して考え、⾏動できるか」を新妻社⻑⾃らが3回もの⾯接を実施し徹底して⾒極めている。更に毎年、既存の社員に対して、新妻社⻑が「役割発⾒⾯談」を実施し、個々⼈がどんなミッションを果たしたいのか、すり合わせを⾏っている。故に、同社の社員からは、例えば⾃然科学の魅⼒を伝えるイベントの企画案など、主体的な提案が上がってくるのだ。この⾃⽴の社⾵は、「多くの⼈に星を⾒る楽しさを伝える」という正解のないミッションに向かって同社が進んでいくための、⽋かせないものだ。
⾃然科学の魅⼒を発信することで「ビクセンのファン」を増やしていく
ファンを増やして、そこから更にコアなファンをつくることができること。これが同社の強みだ。同社では「⾃然科学応援企業であること」というミッションを掲げ、製造業では異⾊のイベント事業部を社内に設⽴し、イベントの実績を築いたり、異業種のパートナー企業とのリレーションを構築したりと、「製造業」としての枠を超えた「⾃然科学応援企業」となることを目指している。これにより、異業種のパートナー企業とのコラボイベントで、⾃然科学に興味がなかった⼈が、同社の製品に触れて⾃然の楽しさを肌で感じ、同社へ興味を持ち、実際に商品を購⼊してくれるきっかけを数多くつくることができる。さらに、商品を購⼊し⾃然科学と同社のファンになれば、同社のファンが互いに交流を図れるイベントやSNSなどの仕組みによって、単なるファンがコアなビクセンファンになっていく仕組みも構築されている。この、⾃然科学に触れたことのない⼈をもコアなファンにしていく⼒が、同社の⼤きな強みであり、独⾃性と⾔えるだろう。
⾃然科学を楽しむ⼈を更に増やし、マーケットの⼤幅な拡⼤を図る
「星を⾒せる会社」これが、同社がビジョンとして掲げている⾔葉だ。新妻社⻑は、星空観望など、⾃然科学の楽しさを⽇本全国にもっと発信し、興味を持ってくれる⼈を更に増やすことで、同社のマーケットそのものを⼤幅に拡⼤させる未来を描いている。もともと同社の扱う製品は、購買層が偏っている、いわゆるマニア向けの製品が多く、マーケットが限られていた。そのため同社は、マーケットの拡⼤のため、⾃然科学の楽しさに共感する⼈をもっと増やしていこう取り組みを⾏っている。例えば、「おしゃれに楽しく宇宙を楽しむ!」というコンセプトで、⼭ガールならぬ「宙(そら)ガール」というコンセプトを打ち出したり、全国各地で⾏っている同社の⾃然と触れ合うイベントを運営するアルバイトスタッフをSNSを⽤いて全国規模で募集したりと、様々な⽅法で⾃然科学を楽しむ⼈の輪を広げていく取り組みを⾏っている。これが、同社の価値を提供する機会を増やすということにも直結しているのだ。
⾃然科学の案内⼈として、ビクセンができること
ビクセンの新商品「宙ジュエリー」について教えて下さい
宙ジュエリーは、実際に⽇本で⾒ることができる星座の形をかたどった、星座モチーフのジュエリーです。弊社が掲げているビジョン「星を⾒せる会社」であるための取り組みの1つが、このジュエリーです。実際の星と同じ⾊をしたストーンが散りばめられており、更には星の明るさに合わせてストーンの⼤きさまで変えているなど、細部にまで徹底的にこだわってつくっています。例えば、このジュエリーを通じて星や星座のことを知ったことで、実際に夜空に照らし合わせて、星に興味を持ったり、星空を⾒上げてくれる⽅が出てきてくださり、もっと⾃然の楽しさに触れてみたいという⽅が増えることが、「ビクセンのファン」を増やすことにもつながっているのだと考えています。
星が好きな⼈達を増やす施策についてもっと教えてください
天⽂部の学⽣さんなど、星のことが好きで、しかも技術のある⽅は⽇本全国に沢⼭いらっしゃいます。そうした⽅たちが、⾃らの技術を⽣かして、活躍できる場所をつくることも、私達の役⽬の1つだと考えています。そこで弊社では、「星のソムリエR」(山形大学の登録商標)の資格を取得した⽅に、弊社のイベントでスタッフとして活躍する機会をつくるというプロジェクトを2015年に始めました。加えて、SNSで、こうした⽅達が相互に交流を図れるような場を提供したりといった取り組みも⾏っています。こうして、星を好きな⽅が、星の魅⼒をどんどん周りの⼈へ発信する⼟壌をつくることができれば、もっと、星を⾒ることが好きな⼈を増やしていけるはずだと確信しています。
お客様の声の中で、嬉しかったものはなんですか
実は弊社の双眼鏡を使っていただいている⽅の中に、アイドルファンの⽅が多くいらっしゃいます。コンサート会場で遠くのステージを⾒る際に使っていただいているようです。その際、彼らは、双眼鏡のことを「ビクセン」と呼ぶのです。彼らにとっては「双眼鏡=ビクセン」なんですよ。製品のことを会社の名前で呼んでいただけるということは、世間⼀般から⾒ても、中々ないことなんじゃないかと感じて、嬉しいですね。こうして親しんでいただけているのは、SNSやイベントなどで弊社の商品のユーザーの⽅々と直接関係性を築けているからだと思います。いつまでも、こうして親しんでいただけるような企業でありたいですね。
自然科学の魅力を発信する新妻社長
同社の技術の結晶「天体望遠鏡」
星座をかたどった「宙ジュエリー」
星を見ることの楽しさを多くの人に届けたい

株式会社ビクセン 企画部 宣伝企画課 主任 藤田 彩香
若くして、宣伝企画課の主任を務める藤⽥さんは、同社のイベント企画のスペシャリストだ。持ち前のチャレンジ精神とアイディア⼒を⽣かし、誰もがあっと驚く魅⼒的なイベントを数多く開催してきた。チョコレートメーカーとのコラボレーションや、街コン会社とのコラボレーションなど、異業種との連携も図り、画期的なイベントを次々に開催している。そんな彼⼥が企画を通じて届けたいのは、星を⾒ることの楽しさだ。「⽇常⽣活の中で⾝近にありながら、意外ときちんと⾒ることのない星空の美しさ、星の楽しさを、もっと多くの⼈に気付いてもらいたい」と藤⽥さん。星空の魅⼒を発信するため、⽇々奮闘する藤⽥さんに、思いを語っていただいた。
伝統の承継と挑戦の未来を担う社員の思い
⾃ら新しいことに常にチャレンジする、そんな考え⽅に共感して
藤⽥さんが同社への⼊社を決めたのは、新妻社⻑の「新しいことを苦と思わず、主体的にチャレンジする」という考え⽅に共感し、何よりも、新妻社⻑⾃⾝がこの考えを体現していたからだ。以前は、天体望遠鏡などの専⾨性の⾼い商品を、固定の購買層に販売していた同社だったが、新妻社⻑は同社の戦略、マーケティングから商品まで、抜本的な改⾰を⾏い、同社を成⻑させてきた経緯がある。そして藤⽥さんも、同社の「新⼈でも活躍できる」という社⾵の元、⼊社当時から新たなことを任され、任されたミッションに向かって挑戦を続けてきた。1年⽬からある商品の開発主担当にアサインされ、2年⽬には、現在の同社の広報の1つの柱となっているSNSの責任者を任せられるなど、社内で重要な⽴場を経験してきた藤⽥さん。さらに、企画主任として、今まで誰も思いつかなかった、皆をあっと驚かせるイベントを企画するなど、既存の考え⽅に捉われないアイディアで、価値を⽣み出し続けている藤⽥さんの活躍に、今後も期待が集まる。
⾃らが⽣み出した新しいことが、実を結んだ瞬間
藤⽥さんが同社で働く中で⼀番やりがいを感じるのは、彼⼥が⾃⾝で⽣み出した新しい企画で、価値を提供することができたと実感した瞬間だ。毎回毎回同じ企画では、次第に陳腐化して価値のないものになってしまう。故に常に新しいものを作るというのが、藤⽥さんの信条である。加えて、⾊々な⼈に知ってもらい、満⾜してもらうには、業種業界を問わず、様々な会社と協⼒することが必要だと藤⽥さんは語る。こうして常に新しいアイデアを⽣み出し、他社との協⼒関係を築いていくのは、並⼤抵のことではないが、だからこそやり遂げた瞬間に喜びを感じるあのだ。中でも印象的だったというエピソードがある。それは、街コンを企画している会社とコラボレーションした際のこと。星を⾒ながら婚活をしようという「宙コン」という企画で、かつて開催されたどの街コンよりも⾼い満⾜度を獲得したそう。あまりの凄さに、街コンの企画担当者も驚きを隠せなかったという。「まさに企画冥利に尽きる出来事でした」と藤⽥さんは笑顔を綻ばせて語った。
「星を⾒ることを、⽇常にする」藤⽥さんの挑戦
「星を⾒るという⾏為を⽇常に浸透させて、当たり前にしたい」これが藤⽥さんの夢だ。そしてそれは、同社企画部の藤⽥さんにとっての使命でもある。「⼈は皆、潜在的に星を⾒ることが好きだと思っています。私の役割は、⼈々の⼼の中に眠る、星を⾒たいという欲求を顕在化させて、その魅⼒を改めて伝えることなんです」と藤⽥さんは⾃⾝の思いを語る。しかし星を⾒たいという欲求を顕在化させるには、まずは星そのものに興味を持ってもらう必要がある。故に、藤⽥さんは、毎年、皆の⽬を引く⾰新的なイベント企画を⽣み出している。今は、「スターパーティ」と称して、カフェに出店してもらったりなどと、まるでお祭りのようなイベントを企画しているそう。ハロウィンパーティーでコスプレをすることが当たり前になったように、「今⽇は満⽉だからパーティしようよ」というような会話が⽇常になってほしい、そう⾃らの夢を語る藤⽥さんの⽬は、まるで星空のように輝いていた。
北海道で開催された同社のイベントに
広く知られるようになった「宙ガール」の企画
イベントで「宇宙」を見上げる参加者
「星空を楽しむ」ことを普通のことにしたい
藤⽥さんが星を好きになったきっかけを教えて下さい
⾼校⽣の時に、オーストラリアに⾏った際の出来事がきっかけです。夜、動物園のガイドツアーに参加して、そこでガイドの⽅が、南⼗字星について説明をしてくださって、そこで私は、南⼗字星が南半球でないとなかなか⾒ることができないということを初めて知りました。今まで何気ない景⾊でしかなかった夜空に、様々な意味があるということを知ったことで、私の中では世界が変わったような感覚すら芽⽣えました。そしていつしか、こんな素晴らしい体験、そして感動を、多くの⼈に共有して、伝えたいと思うようになりました。故に、⾃然の楽しさ、⾯⽩さを世界中に発信している⾃然科学応援企業であるビクセンで働くことが、私にとってはとても⼤切なことなんです。
ビクセンで働かれる中で、困難を乗り越えた出来事を教えてください
⾼企画部の仕事は、何か特定の答えが仕事にある仕事ではありません。なので⼊社当初は、本当に⼿探りで、右も左も分からず、⼤変でした。「どうしたら沢⼭の⼈に興味を持ってもらえるんだろう、どうしたらイベントに来てくれた⼈に喜んでもらえるんだろう」と頭を悩ませました。新⼈の私がひたすらトライアンドエラーをし続ける中、周りの⽅々が声をかけてアドバイスをくださったり、認めてくださったりということが本当に⼼の⽀えになりました。例えどんなことがあっても私を⽀えてくださったこの出来事は、まさに弊社のコアバリュー「多様な価値観を認め、他者の価値観を共有する存在であること」を実感した瞬間でした。
ビクセンに⼊社しようとする⼈へ、メッセージをお願いします
私が実際に⼊社1年⽬からある商品の開発主担当を任されたように、⼊社したら、1年⽬から様々なことを任せてもらえます。 会社として、若い⼈達からボトムアップしていこうという考えがあります。なので、「こんなことをやりたい!」と思った時、積極的に声をあげれば、聞いてもらえること、実現できることは沢⼭あります。そういう意味では、チャレンジ精神と、常識に捉われない柔軟な考え⽅をできる⼈には、ぴったりの会社だと思います。もちろん、学⽣時代に天⽂部に⼊っていた⽅、星が⼤好きという⽅も⼤歓迎です。⾃分が主体的に、会社の未来をつくっていく、そんな思いで働くことができるような⼈は、是⾮、ビクセンの扉を叩いてみてください。
担当者からのコメント
-
監修企業 担当者
今回取材した株式会社ビクセンの、星に興味がある人なら知らない人のいないほどの著名な企業。都会の喧騒の中にいるとつい忘れてしまいがちな、星の美しさを同社のイベントに参加して思い出してみるのはいかがでしょうか。
掲載企業からのコメント
-
株式会社ビクセン からのコメント
私達の、自然科学応援企業として、星を見ること、地球と触れ合うことの楽しさを様々な形で発信してきました。今回の取材も、皆さんに自然科学の面白さに気付いてもらう1つのきっかけになれれば良いな、と思っています。
企業情報
-
創業年(設立年)
1949年
-
事業内容
天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、スポッティングスコープ、ルーペ、コンパス、CCDカメラ等䛾開発、設計、製作業務及び各商品䛾国内販売、輸出、輸入業務等
-
所在地
埼玉県所沢市東所沢五丁目17番地3
-
資本金
6,400万円
-
従業員数
60名
- 会社URL
沿革
-
1949年~1996年
1949年
現土田耕助社主の個人営業として創業。光学器の卸販売開始。
1954年
株式会社光友社設立。新宿区若松町にて営業。
1957年
第3回輸出工芸展で「通産大臣賞」「神奈川県知事賞」を受ける。
1960年
理的な事務およびユニークな販売組織等が認められ、「都知事賞」を受ける。
中小企業のモデルケースとして「中小企業庁長官賞」を受ける。
1966年
天体望遠鏡の製造販売を開始。「ジェミニエーター型」を発売。
1969年
工場部門を分離し、ビクセン光学株式会社を設立(所在地:東京都板橋区)。
1970年
株式会社光友社より、株式会社ビクセンに社名変更。
1971年
第二工場部門を分離し、アトラス光学株式会社を設立(所在地:東京都板橋区)。
1976年
所沢市本郷に工場用地として上物付きで土地1,520m²を購入。
アトラス光学株式会社を板橋区より移転。
1984年
赤道儀式天体望遠鏡「スーパーポラリス」シリーズを発売。
ビクセン光学株式会社を板橋区より所沢市本郷の工場地内に移転。
世界初、アマチュア向け天体自動導入装置「スカイセンサー」を発売。
輸出部門を分離し、ビクセン光器工業株式会社を所沢市本郷に設立。
1985年
現、所沢市東所沢に本社用地として土地3,960m²、建坪3,300m²を購入、新宿区若松町より移転。
1992年
アトラス光学株式会社をビクセン開発工業株式会社に社名変更。
1995年
フィールドスコープ「ジオマ」シリーズを発売。グッドデザイン賞を受賞。
1996年
DCモーターパルス制御方式、天体自動導入装置「スカイセンサー2000」を発売。 -
2002年~2015年
2002年
ビクセン光器工業株式会社と合併。
2003年
ドイツにおいて現地法人ビクセンヨーロッパを設立。
天体望遠鏡「SX(SPHINX)赤道儀」、フィールドスコープ「ジオマプロ」がグッドデザイン賞を受賞。
2005年
コミュニケーションサークル「ビクセンワンダーくらぶ トナかい」発足。
2006年
ビクセン開発工業株式会社と合併。
2008年
日食グラスが世界天文年2009日本委員会公認の太陽観察機材に認定される。
2009年
中小企業庁による「2009年元気なモノ作り中小企業300社『日本のイノベーションを支えるモノ作り中小企業』」に選定。
創業60周年を迎える。
2010年
双眼鏡「ニューフォレスタHRシリーズ」がJIDAデザインミュージアム選定商品に認定。
2011年
天体望遠鏡「AXD赤道儀」、双眼鏡「アルテス」がグッドデザイン賞を受賞。
2012年
天体望遠鏡「AXD赤道儀」がJIDAデザインミュージアム選定商品に認定。
双眼鏡「アリーナHシリーズ」がグッドデザイン賞を受賞。
2014年
経済産業省による「グローバルニッチトップ企業 100選」に選定。
2015年
フリースタイル天体望遠鏡用ツール「APシリーズ」がグッドデザイン賞を受賞。
取材趣旨:企業インタビュー