取材趣旨:企業詳細
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株式会社竹中製作所
代表取締役社長竹中佐江子
竹中製作所は、昭和10年艦船用のボルト・ナット製造を行う会社として誕生しました。
私達は、多様化するお客様からのご要望、そして技術者の情熱により他社の追随を許さない独自技術を確立しています。
原子力発電所や新幹線、高速道路、橋梁、病院など、私達を包むあらゆる社会インフラを支えるタケナカ製品。
未来を描き着実に想像し続けてきたオンリーワン企業としてタケナカはこれからも社会に役立つ知恵を形にしていきます。
企業情報
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創業年(設立年)
1935年
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事業内容
各種合金特殊鋼製ボルト・ナット、スタッドボルト・ナット、及機械部品全般の製造、販売、輸出 表面処理技術(タケコート®-1000)(タケコート®-セラミック1)(ナノテクト®)の塗装、販売 モーター制御技術や画像処理技術を活かしたソフト・機器 開発製造
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所在地
大阪府東大阪市菱江6丁目4番35号
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資本金
4,680万円
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従業員数
155名(新卒・中途比56:44、男女比79:21、平均年齢36.5歳)
- 会社URL
沿革
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昭和10年11月~昭和60年10月
昭和10年11月
竹中昇個人経営のもと大阪市港区市岡浜通にて創業
昭和17年1月
海軍監督官指定工場となり、株式会社藤永田造船所の艦艇用ボルト・ナット、リベットおよび海軍燃料工廠石油精製装置用ボルト・ナットを専属製作
昭和27年8月
大阪市浪速区幸町通1丁目4に幸町工場を新設し、合金鋼・特殊鋼製品の量産を開始
昭和31年5月
現在の大阪市大正区南恩加島6丁目2番41号に恩加島工場を新設し、旧工場を移転
昭和35年4月
布施工場(現在:東大阪工場)を落成し、幸町工場を移転し全面稼働
昭和45年6月
輸出貢献企業として通商産業大臣より表彰を受ける
昭和59年5月
樹脂コーティングボルト・ナットの特許を取得(特許 第1206194号)
昭和60年10月
セラミックコーティングボルト・ナットを開発し、製造・販売を開始 -
昭和60年12月~平成15年 3月
昭和60年12月
現在地に本社ビルを新築移転
昭和61年4月
アメリカ・エクソンモービル本社のマスターベンダーリストにタケコート®-1000が採用認定される
平成元年10月
電子機器事業部を発足
平成7年1月
東京湾横断道路セグメント締結にタケコート®-1000付ボルト・ナットが採用され、納入を開始
平成8年12月
アラブ首長国連邦(UAE)の国営石油会社(ADNOC)よりタケコート®-1000ボルト・ナットの特命採用承認を受ける
平成10年1月
社団法人中小企業研究センターより中小企業研究センター賞を受賞
平成11年4月
焼付防止に優れた特殊樹脂処理「タケコート®-やきつきノン」の特許を共同出願
電気絶縁特性に優れた絶縁ボルト「エレカット」を製品化
平成15年3月
第5回東大阪モノづくり大賞において金賞を受賞 -
平成17年 8月~平成22年 6月
平成17年8月
経済産業省「第1回ものづくり日本大賞」において、経済産業大臣優秀賞を受賞
平成18年4月
カーボンナノチューブ含有高硬度防錆皮膜処理「ナノテクト®」の特許を出願(特願2006-122801)
経済産業省中小企業庁編「元気なモノ作り中小企業300社」に選出
平成18年10月
「ナノテクト®」が平成18年度経済産業省戦略的基盤技術高度化支援委託事業に採択
平成21年4月
「ナノテクト®」の製品化により、第21回中小企業優秀新技術・新製品賞で優良賞および技術経営特別賞を受賞
平成22年6月
「ナノテクト®」の特許が認定される -
平成24年 2月~平成28年12月
平成24年2月
経済産業省「第4回ものづくり日本大賞」において、経済産業大臣優秀賞を受賞
平成24年11月
大阪国税局より優良申告法人として表敬を受ける(昭和44年の第1回認定から継続して認定)
平成26年3月
経済産業省認定「グローバルニッチトップ(GNT)企業100選」に選出
平成26年4月
同期電動機の制御装置および制御方法(永久磁石同期電動機のセンサレス制御)に関する特許を取得(特許第5534991号)
春の叙勲において、竹中弘忠会長が旭日中綬章を綬章
平成28年10月
電子機器事業部にて、ロボットの輸入販売・レンタル事業を開始
平成28年11月
アラブ首長国連邦にTAKENAKA MIDDLE EAST LLC社を設立
平成28年12月
経済産業省の『新市場創造型標準化制度』を活用した標準化案件として「ナノテクト®」が採択され、JIS規格化
【カーボンナノチューブ複合樹脂塗膜:JIS Z 8921-2016】される