日本が誇る伝統と挑戦の革新企業

取材趣旨:企業詳細

  • 株式会社小田原魚市場

    代表取締役社長米山典行

    株式会社小田原魚市場は、神奈川県西部にあって県西地区の拠点市場と位置付けられております。豊富な魚種と1年を通じて漁獲のある、全国でも有数な相模湾にあって、地元定置網の魚ばかりではなく、真鶴、伊東方面などの伊豆半島や二宮、大磯、平塚などの周辺の漁場からも毎日魚が集まってまいります。又、地理的に見ても要衝の地であり西湘バイパスや厚木バイパス(東名高速直結)の出入口がすぐそばにあり、物の流通には適した場所にあります。

    しかしながら、どこの市場もそうなのですが、消費低迷による単価安に始まって、食生活の変化等、市場を取り巻く経済環境は、大きな変化をしてきております。この状況に対しては、周辺市場や場外流通との競争を勝ち抜くべく社員の意識改革をすることが大切だと思います。

    『自分の頭と責任で動ける様に社員教育をして、
    人間的な組織力を付ける』『お客様の顔を見なければ、商売は出来ない』『時間を作って出掛けることを心掛ける』

    そうすれば、当社は、立地と環境に恵まれており時代に合った商売をすることによって、業績は必ず伸びると思っております。

    そして今、地元の定置網などで大量に獲れた魚を集めて計画的に出荷したり養殖の魚を入れておく生け簀を建設中です。また、水揚から加工までして一部即売もし、物流に対しても、夜、一次加工もしくは、二次加工までして出荷することも検討中です。
    この様に、進取の精神を持って新しい事に取り組んでいくことが大切だと思います。

企業情報

  • 創業年(設立年)

    1907年

  • 事業内容

    水産物全般、冷凍食品及びその他加工品の卸売 前記に附帯する冷蔵、製氷、その他の業務

  • 所在地

    神奈川県小田原市早川1-10-1

  • 資本金

    9,000万円

  • 従業員数

    59名

  • 会社URL

    http://www.odawara-uoichiba.co.jp/

沿革

  • 明治40年~昭和63年

    明治40年3月
    資本金10万円を以って、株式会社小田原魚市場発足

    大正11年12月
    両山田魚市場と合併、鰤定置網、その他の漁業をも経営

    昭和18年2月
    漁業部門を分離独立して、相海漁業経営組合を設立

    昭和19年6月
    『神奈川県鮮魚介出荷統制機構整備要綱』に基づき、市場を神奈川県水産業会に移譲、社名を小田原水産興業株式会社と改称

    昭和24年1月
    統制解除とともに市場権の返還を受け、従前の株式会社小田原魚市場に還り、市場権を継続して経営

    昭和25年10月
    小田原市早川に小田原漁港建設開始

    昭和41年9月
    将来の業界発展の為、関係者と協議し、資本金4,000万円を以って共同冷蔵株式会社を設立。 当会社は1,500万円出資

    昭和43年2月
    小田原市早川に小田原漁港及び水揚岸壁が建設され、小田原市による魚市場の開設に伴い、当会社は認可を受けて幸町から移転、入場し従前の業務を継続

    昭和47年11月
    卸売市場法改定に伴い、小田原魚市場は小田原市公設水産地方卸売市場と改称、当社は卸売会社として業務を継続

    昭和55年11月
    資本金9,000万円に増資

    昭和63年5月
    小田原漁港岸壁に全自動製氷工場を建設

  • 平成元年~平成18年

    平成元年10月
    流通の多様化に対応する為、場外に加工施設を併設した低温流通センターとして株式会社中央食品を設立

    平成18年3月
    マグロ売場低温施設を竣工

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