日本が誇る伝統と挑戦の革新企業

取材趣旨:企業詳細

  • 株式会社大治

    代表取締役社長本多諭

    大田市場の前身である神田市場で、大治が青果物仲卸として創業してから70年余りが経ちます。時代とともに市場を取り巻く環境は大きく変化しましたが、大治がいつの時代も変わらずに大切に考えていることがあります。

    それは、大治を通じてお届けした商品は、常にコンディション良好で、いつもおいしい。他と比べてひと味違う。と実感していただくこと。
    同じ産地の同じ銘柄のレタスでも、大治のレタスはいつもいい。
    ありがたいことにそのようなお褒めの言葉をいただくことがあります、これには理由があります。

    大治は手間を惜しみません。
    まずは目利きとしてしっかり検品します。目で見てかくにんするのはもちろんのこと、箱を持っただけでも、中のレタスの良し悪しが判断できます。
    ずっしり重いものは、収穫のタイミングを逃したなどの理由で結球が強すぎ、ふわっと葉が巻いたレタスに比べて味が落ちます。
    作業中、少しでもおかしいと感じることがあれば中を確認し、きちんと選り分けコンディションの良いものを出荷します。

    運搬車に積み込む際にも、なんのけなしに金属の板に置いてしまえばバーンと大きな音がします。置くときには、最後に手を添えて、音を立てないように丁寧な作業をスタッフ全員が心がけています。
    不必要な負荷がかかることで、たとえその瞬間には差が見えなくても、お客様のもとに届いた時に商品の劣化につながる恐れがあるからです。

    目利きは目だけで仕事をするのではありません。持って触って、想像して、良し悪しを見極めます。箱越しでも伝わる部分があるのは、まじめに野菜と向き合う毎日を積み重ねたからこそです。野菜のみずみずしさ、質の良さを感じながらできる仕事こそ、良い仕事であると感じています。

    大治を通した商品は間違いない!と思っていただけるような仕事を続けることで、究極の目標である顧客満足度No.1が実現できると考えています。
    ひと味もふた味も違う大治の商品で、お客様に幸せになっていただけるように大治はこれからも最大限の努力を続ける所存です。

企業情報

  • 創業年(設立年)

    1949年

  • 事業内容

    青果物・食料品全般における卸売業

  • 所在地

    東京都大田区東海3丁目2番6号

  • 資本金

    3,000万円

  • 従業員数

    120名

  • 会社URL

    https://daiharu.co.jp/

沿革

  • 1949年~1996年

    1949年
    神田市場に大治商店設立

    1967年
    法人化により株式会社大治設立
    本社:千代田区神田市場

    1989年
    大田市場開場により本社を現住所に移転

    1993年
    大治商事(株)と合併

    1996年
    (有)三幸商店を吸収合併

  • 2000年~2011年

    2000年
    (有)丸生齋藤商店を吸収合併

    2003年
    関連会社として(有)Kコーポレーションを設立
    大治パッケージセンターを大田市場関連用地に新設
    大田市場内では初の有機JAS小分け業者に認定

    2011年
    大田市場北口立体荷捌場内に低温物流センター開設
    代表取締役会長就任:本多 満
    代表取締役社長就任:本多 諭

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