取材趣旨:企業詳細
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株式会社井口機工製作所
専務取締役井口貴正
昭和30年の創業以来、蓄積してきた独自の技術を応用し、特殊ベアリング、特殊車輪の製造開発メーカーとして確かな地歩を築きあげてきました。この高い製品技術力と、若い社員が持つ自由な発想力を融合させ、未来へと進んでいきます。
企業情報
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創業年(設立年)
1955年
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事業内容
産業機械器具卸売業、玉軸受・ころ軸受製造業
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所在地
東京都練馬区南大泉1-20-7
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資本金
1億円
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従業員数
45名
- 会社URL
沿革
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昭和30年~昭和43年
昭和30年
精密部品加工を目的とし、個人創業。
昭和35年
(有)井口精機製作所を設立。精密部品加工の傍ら運搬荷役の省力化装置に着目。運搬荷役管理の省力化を目標に研究を重ねる。
昭和38年
地道な研究により、経済的で便利なボールベアーを完成。同年実用新案を取得し、商標ISBと名づけ基礎を定める。
昭和39年
実用新案の原理を応用し、特殊車輪を開発。工場、駐車場等のターンテーブル設計・製造・販売を開始。
昭和40年
モーターショーにて、国産メーカー各社の展示用ターンテーブルを製作。
昭和41年
需要の増大に応え、東京都府中市に製缶工場を新設。
昭和43年
株式会社井口機工製作所を設立。併せて販売部門の強化を図る。 -
昭和45年~平成13年
昭和45年
新製品IS、IK及びIBイグチベアー(自由方向)重量用、軽量用を開発、製造販売を開始。
昭和46年
ISB特殊車輪については特に日本国有鉄道(車輌機関庫)の指定製品となる。
昭和47年
新製品開発や生産・販売などの躍進に伴い、需要に対応できる態勢を取るため、練馬工場を新設。
昭和49年
振動防止機(ヴァイレス)の開発製造に着手し、据付まで一切を行う。
昭和51年
NC旋盤及びマシニングセンターを導入し、生産の省力化、品質向上を一段と高める。
昭和57年
生産拡大に伴い練馬工場を増設。
昭和93年
ロボットメーカーとの共同開発によりロボット積載型ターンテーブル製造を開始。
昭和62年
東京モーターショーにて、米国、欧州大手メーカーのターンテーブルを製作。
平成6年
駐車場設備(ターンテーブル)において、建設大臣認定を取得。
平成8年
販売エリア拡大のため、大阪営業所を開設。
平成10年
エアボールリフタを発売。
平成13年
FPD・半導体業界の需要に対応すべくクリーンルーム向けISB製品の開発に着手。 -
平成14年~平成21年
平成14年
国内LCDメーカー量産ラインに、クリーンルーム向けイグチベアーが正式採用される。
LCD/PDP International 2002にて、クリーンルーム向けISCイグチベアー・ISR-Cエアボールリフタ・ILS位置決めステージ発表。
平成16年
韓国 ソウルオフィス開設。
台湾 台湾オフィス開設。
前工程のLCD処理装置メーカーの量産機に正式採用され、本格的にオーダーメイド方式のISCイグチベアーを生産開始する。
大阪営業所を大阪支店へ昇格。
第2回「モノづくり部品大賞」受賞。
平成17年
韓国 現地法人 ISB KOREA CO., LTD. 設立。
平成18年
新府中工場完成。
新練馬工場完成。
ISB KOREA CO., LTD. 移転。
平成20年
名古屋オフィス開設。
平成21年
新本社ビル完成。
第7回「勇気ある経営大賞優秀賞」受賞。
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平成22年~令和4年
平成22年
府中工場に大型レーザー加工機導入。
平成23年
福岡オフィス開設。
名古屋オフィス移転に伴い、名古屋支店へ昇格。
平成24年
ISB KOREA 工場新設。
平成25年
タイ 現地法人ISB(Thailand)CO., LTD. 設立。
平成28年
タイ法人移転、工場新設、IGUCHI(Thailand) CO., LTD. に変更。
アメリカ サンディエゴ営業オフィス開設。
平成29年
茨城工場完成(敷地面積 約10,000m²)。
韓国 ターンテーブル工場 完成。
アメリカ営業オフィス移転。
茨城工場に大型レーザー加工機移設。
平成30年
府中工場 自動溶接システム導入。
BtoC商品の開発及び販売開始。
令和2年
茨城工場増設(第2工場稼働)。
茨城工場に自動溶接システム移設。
令和3年
AIRCOM 社 日本指定代理店契約。
令和4年
福岡オフィス移転に伴い、九州支店へ昇格。