取材趣旨:企業詳細
-
-
有限会社三秀
代表取締役稲垣憲一
私たち三秀のルーツは、徳川家康が江戸に幕府を開いたときまで遡ります。商人が一緒になって江戸に移住し、“市”が立つようになりました。大正時代には、公正な流通機能の確立に向け初めて市場法が成立。その後、幾多の変遷を経て大田市場へと連綿とつながっています。私たちもこの変遷を乗り越え、今日まで市場の業務に携わってまいりました。
“卸”というと、単に注文された商品を仕入れる仕事のように思うかもしれません。でも、こうしたルーツを持つ三秀では、商人の魂を大切にしています。商品を愛し熟知し評価し一つ一つを大切に扱っています。豊作のときは、買って頂ける方を探し回り、不作のときは、仕入れを最後まで諦めません。商人として、こうした取り組みを続けてきたことが、生産者、そして小売業者双方からの厚い信頼に結実しています。
社会が大きく変わる中にあっても、青果の安定流通における市場の役割の大切さは変わりません。私たちは大田市場を支える一社として、さらには皆さまの食卓を支える一社として、今後もその役割をしっかり果たしてまいります。
企業情報
-
創業年(設立年)
1971年
-
事業内容
・産地から集荷した野菜・果物の買い付け、仕分け、販売 ・品物の評価、市場の価格形成
-
所在地
東京都大田区東海3‐2‐6(東京中央卸売市場 大田市場内)
-
資本金
1,000万円
-
従業員数
93名
- 会社URL
沿革
-
1603年~1976年
1603年
愛知県三河地区より徳川家康の命に応じ、三河屋が江戸に移転
その後のれん分け 「三」を継ぐ商人と「河」を継ぐ商人へ分離
1927年
東京中央卸売市場神田市場開場により三河屋末裔の三彌商店も移転
1971年
法人化により有限会社三秀 設立
代表取締役 稲垣 憲 就任
1976年
有限会社さんひで 設立
代表取締役 雨宮 厚美 就任 -
1981年~2014年
1981年
有限会社さんひで 資本独立
1989年
東京都中央卸売市場 神田市場は大田市場に移転
移転に伴い、本社も大田市場へ移転
2014年
稲垣 憲 死去
代表取締役稲垣 憲一 就任