取材趣旨:企業詳細
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三福工業株式会社
代表取締役社長三井福太郎
当社は、1948年4月に設立をし、創業当時より運動靴の一貫生産、天然ゴム、合成ゴムの精練加工をメインに業容拡大に努めてまいりました。1974年には合成樹脂発泡体「シャルル」の名称を商標登録し、本格的に合成樹脂分野の開発にも着手し、日本一のシェアを誇る用途分野商品に成長いたしました。
現在でも高機能素材の開発を図りつつ、精練部門においても、合成樹脂とゴムのブレンドを始め、各種新商品コンパウンド、マスターバッチの開発・販売にも主眼をおき、小さなマーケット日本一を形成しつつあります。
現代の私たちを取り巻く環境の変化に加速がつき、物事の移り変わりが早い時代となりました。当社は、これからも複合素材の分野に的を絞り、次なる複合素材開発に積極的に取り組むと共に、常に未来を見つめ、新しい分野の開拓に努力を続けていく所存です。
企業情報
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創業年(設立年)
1867年
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事業内容
ゴム・樹脂の混練り加工とEVA発泡体製造販売
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所在地
栃木県佐野市植下町1248
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資本金
3,000万円
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従業員数
175名
- 会社URL
沿革
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1867年~1998年
1867年
米穀商・三井福次郎商店として創業
1916年
3代目三井福次郎が、味噌・醤油の醸造業を始め、その後も時代に適合した製品作りを志す
1937年
藤倉ゴム工業(株)植野工場として発足
1948年4月
三福工業株式会社を設立、ゴム布の縫製加工を開始
1963年7月
藤倉ゴム工業(株)、日本ゴム工業(株)の協力工場として布靴工場を本格稼働
1971年4月
布靴から業種転換し、ゴム精練部門を本格稼働
1974年12月
「シャルルEVA」の商標で発泡体部門を本格稼働
1979年4月
5代目三井福次郎、30歳で社長に就任
1985年4月
葛生工場を開設、発泡体の加工能力を倍増させる
1992年9月
福島県田村郡大越町牧野工業団地に福島工場を開設、ゴム精練部門の生産能力アップを図る
1992年10月
ダイキン工業株式会社とフッ素ゴムコンパウンドの製造販売を目的とする合弁会社ダイミクス株式会社を設立
1997年7月
葛生第2工場を建設し、発泡体の加工能力を増加させる
1998年3月
インド国内の会社と合弁会社(合成ゴム、コンパウンド製造販売)を設立(2011年合弁解消)
1998年10月
会社設立50周年記念式典を挙行する -
2001年~2008年
2001年5月
福島工場に第2工場を建設し、生産能力アップを図る
2004年4月
栃木県佐野市栄町工業団地に佐野工場を開設、発泡体部門を集約し生産効率アップを図る
2005年6月
福島工場に第2倉庫を建設
2005年12月
インド企業、国内貿易会社、当社の三社の出資にてJMF Synthetics India(ゴムコンパウンド製造販売)を設立
2008年6月
コンパウンド事業部、佐野工場にフッ素ゴム混練りの第2工場を開設
2008年7月
発泡体事業部、佐野工場に粉砕工場を開設 -
2011年~2019年
2011年4月
葛生工場にフッ素樹脂コンパウンド専用工場を開設 韓国の株式会社又新化学(ゴムコンパウンド製造販売)へ出資
2012年10月
インドにMITSUFUKU COMPOUND PRIVATE LIMITEDを設立
2014年1月
福島工場に第3工場(樹脂/カーボンMB専用工場を建設し、生産能力アップを図る
2014年6月
三井福太郎、代表取締役社長に就任。5代目三井福次郎、代表取締役会長に就任
2015年10月
福島工場に第4工場(熱可塑性エラストマー製造工場)開設
2017年3月
タイにタイ現地企業との合弁会社CS Mitsufuku Elastomers(フッ素ゴムコンパウンド製造販売)を設立
2019年4月
福島工場に物流倉庫を建設