日本が誇る伝統と挑戦の革新企業

取材趣旨:企業詳細

  • ムソー工業株式会社

    代表取締役尾針徹治

    高校時代はバンドに明け暮れ、大学でも吹奏楽 そんな自分がものづくりの世界に飛び込んで気づいたのは 「芸術も、製造業もすごく似ている」ということでした。

    一時期ピアノの調律師を目指していたこともありますが 音楽の元になる「音階」は鍛冶屋でピタゴラスが発見しました。 叩く鉄の長さが変わると、音の高さが変わる… それが今の音楽の礎になっています。 しばらくして仕事で設計をするようになり 今度は「作曲に似ている」と感じました。 与えられた課題を、ある条件の中で達成する その方法を自分だけのやりかたで見つけていく それがすごく達成感があって 作曲をしていた時の高揚感と同じだったのです。

    「ART」という言葉を辞書で引くと 「人工物」という意味が出てきます。
    そう、もともとは芸術作品も産業製品も同じ意味だったのです。 意味が分裂してしまったのは産業革命で資本主義が台頭し 「お金になるか、ならないか」で 「ART」を産業製品と芸術に分けてしまったからです。

    「ART」本来の意味 「ARM」人の手から生み出される 「人の役に立つものづくり」を目指して ものづくりに励んでいきたいと思います。

企業情報

  • 創業年(設立年)

    1950年

  • 事業内容

    試験片/試験治具/実験装置の設計・製作

  • 所在地

    東京都大田区京浜島2-13-9

  • 資本金

    1,000万円

  • 従業員数

    10名

  • 会社URL

    https://muso-technologies.co.jp/

沿革

  • 1950年~1984年

    1950年 5月
    武蔵工業大学で工業を指導していた尾針嘉一が東京都品川区にて武蔵工業研究所として創業

    1963年 8月
    株式会社に改組し「ムソー工業株式会社」に社名変更

    1967年 10月
    川崎製鉄株式会社に1200トン引張試験機を納入

    1979年 4月
    大田区京浜島に移転

    1979年 12月
    同業他社にさきがけてNC旋盤を導入

    1980年 4月
    日本溶接協会認定工場となる

    1983年 11月
    京浜島に第2工場を開設

    1984年 3月
    マシニングセンターを導入
    東京都知事賞受賞

  • 2000年~2019年

    2000年 6月
    尾針輝男が代表取締役に就任

    2005年 1月
    優工場認定取得

    2009年 9月
    エコアクション21認証取得

    2012年 9月
    下町ボブスレーネットワークプロジェクト1号機製作より参画

    2015年 9月
    もの補助採択

    2017年 8月
    尾針徹治が代表取締役に就任

    2018年 1月
    生産管理システム導入

    2019年 3月
    もの補助採択

    2019年 6月
    CRMシステム導入

    2019年 11月
    「鉄工島フェス」副実行委員長を務める

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