日本が誇る伝統と挑戦の革新企業

取材趣旨:企業詳細

  • ゼネラルヒートポンプ工業株式会社

    代表取締役柴 芳郎

    1984年に冷房と給湯を同時に行う排熱回収型ヒートポンプの先駆者である弊社創業者(柴 芳富)がゼネラルヒートポンプ工業株式会社を創業して以来、当社は業務用に対応したオープンループ(地下水)の地中熱ヒートポンプや、空気を熱源とするヒートポンプを多数製作し、世に送りだして参りました。

    2000年、NEDO国際共同研究事業に参画し、中国長春市に地中熱交換器を用いたクローズドループの地中熱ヒートポンプを初めて納めて以来、日本国内の多くの施設でクローズドループの地中熱ヒートポンプも導入頂いております。

    現在では、当社は地中熱・温泉など再生可能エネルギー熱利用分野での業務用ヒートポンプで業界をリードしていると自負しております。近年は産業用分野にも力を入れており、「洗浄工程用ヒートポンプ」や「透析熱回収ヒートポンプ」では省エネルギー大賞を受賞いたしました。省エネルギーによるエネルギー自給率向上という日本の課題に加えて、地球温暖化防止という世界の課題を背景に、業務・産業分野において、多種多様な未利用熱源の有効活用が求められております。これからも、弊社の技術が貢献できるものと確信しております。

    ヒートポンプシステムは、冷熱や温熱を作るための生活に欠かせない技術であるとともに、再生可能エネルギー熱や未利用熱は今後の地球環境保護のためにも大切な技術です。それらを組み合わせたヒートポンプシステムは将来の可能性に満ちています。これからもさらなる省エネルギーと利便性を追求し、環境価値の高い製品を提供していきます。

企業情報

  • 創業年(設立年)

    1984年

  • 事業内容

    ・ヒートポンプ装置製造 ・制御・監視システム製造

  • 所在地

    愛知県名古屋市中村区名駅2‐45‐14東進名駅ビル7F

  • 資本金

    7,000万円

  • 従業員数

    55名

  • 会社URL

    https://www.zeneral.co.jp/

沿革

  • 1984年~1997年

    1984年
    ゼネラルヒートポンプ工業株式会社を設立。

    1987年
    遠隔監視サービスを開始。

    1994年
    中央監視・遠隔監視システム「ZEOS(ゼオス)」のサービスを開始。

    1997年
    代替新冷媒対応ヒートポンプの製品化に成功し、販売を開始。

  • 2000年~2018年

    2000年
    ISO9001(品質マネジメントシステム)認証を取得。

    2005年
    東京大学らとのNEDO共同研究開発により、「水冷式ZQH(ゼットキューハイパー)」の製品化に成功し、販売を開始。

    2007年
    中部電力株式会社との共同研究開発により、「洗浄工程用ヒートポンプ」(現プロセスヒートポンプ)の製品化に成功し、販売を開始。

    2012年
    「洗浄工程用ヒートポンプ」が平成23年度省エネ大賞(省エネ事例部門)資源エネルギー庁長官賞(産業分野)を受賞。

    2013年
    日機装株式会社、株式会社ウォーターテクノカサイとの共同研究開発により、「透析熱回収ヒートポンプ」の製品化に成功し、販売を開始。

    2015年
    一級建築士事務所「再生可能エネルギー研究所」を開設。

    2018年
    「透析熱回収ヒートポンプシステム Smart E System®」が平成29年度省エネ大賞(製品・ビジネスモデル部門)で省エネルギーセンター会長賞を受賞。

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